クルマに乗せられるバッテリーの大きな特徴は大容量であるという事です。車のエンジンを始動させるには100A前後の電力が瞬間的に必要であるとされているのですが、この規模の電力を瞬間的にとはいえ放出するため、かなりの大容量でなければならないのです。

また、エンジンの起動のような短期間の大量放電と運転中は常時充電し電池を使用することになるという長期間の使用という特殊な環境での使用、そして二次電池を完全に放電しきっていない状態で再度充電するとメモリー効果が起こりかなりの劣化が起こるという事で、短期間の大量放電や長期間の使用などにも強くメモリー効果が起きないとされている鉛蓄電池やリチウムイオンバッテリーが使われます。

そして、一番大きな特徴として、市販されている電池の中で最も大容量でしかも大量生産されているので比較的安価に手に入るという事があげられます。

そういった特徴がある為、車のバッテリーを流用して使っている家庭用発電機や大型充電器などもありますし、個人が行う小規模な太陽光発電などの自家発電では大体の場合車用バッテリーが使われます。

またエンジンの始動に使う電力を供給できなくなったとしても、小規模の電力を長期間供給することは出来るものも多く、バッテリーの交換で要らなくなった自動車用バッテリーなどが産業分野で使われていたりします。